同じ神経症に適応でも全く違う漢方薬?

 本日の札幌は過ごしやすい天気となっておりますが、皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。

 さて「肝」が活発に動いてほしい季節となりますが、停滞すると「心」のバランスが崩れ、全体的に体調が悪化することかあります。そのような時はストレスを溜めずに気分転換をし、日光に当たり、良質な睡眠をとる事が良いかと思います。また西洋薬とは違ったアプローチの「漢方薬」も効果的です。

 そのような時にタイトルにもありますが、同じ適応症てもまったく飲む対象者が違い、「証」が合わないと効果がなかったり、又は副作用などが起こる可能性もあります。画像にある「四逆散」「桂枝加竜骨牡蛎湯」には効能・効果に「神経症」とありますが、服用対象者が全く違います。ほんの一例をご紹介いたしましたがこの他にも沢山あります。漢方薬でお悩みの方、服用されていもあまり改善の無い方、まずは一度ご相談ください。適切なご自分にあった漢方薬をご提案いたします。