2018年も3月に入りました。
今日の札幌は吹雪きで不安定な天気が続いております。
さて皆様は『素問』をご存知でしょうか?
紀元前に書かれた東洋医学の医書です。この中の春の養生法には『春は冬の隠れていたものが芽を出し活動的になる。陽気が多くなり人体も活動的になる』とあります。
東洋医学の五臓の中の『肝』が一番早く働き始めるのが春です。また『肝は疏泄をつかさどる』といい、精神面(イライラしたり、気分の落ち込み)に関与しています。
冬の間に腎にエネルギーを蓄え(腎精)、このエネルギーを使って肝が働くと考えられています。
春なのに体調がすぐれないな…そういえば冬も体調崩していたな…という方はご相談ください。夏の暑い季節が来る前に改善しておきましょう。