花粉症

 今年の札幌の花粉観測は、2018年2月19日に開始されました。すでにハンノキ花粉が観測されています。。

 北海道の花粉と言えばハンノキシラカバイネ科ヨモギ等でしょうか。

 残雪が残る3月から春にかけてはハンノキ。シラカバと同じカバノキ科に属する植物で、シラカバ花粉症の人の中にはハンノキでも症状が出る方がいます。

 北海道の春の主な原因となっているのがシラカバです。本州では花粉症と言えば主にスギですが、北海道ではシラカバとなっています。最近は特に都市部においてシラカバ花粉症の増加が認められており、リンゴやサクランボの果物を食べると口の中が痒くなるなどの特徴もあります。スギ花粉は道南やその他の地域でも観測はされています。そして夏にはイネ科、秋にはヨモギとなっております。

 花粉の飛び始めから治療を開始する「初期療法」が有効であると言われています。

一般的に西洋薬の抗アレルギー剤は眠気を催すことがあります。その点、漢方薬はその心配がありません。しかし漢方薬はすぐに効かないと思っている方も多いようですが、種類や使い方によっては即効性が期待できる物もあります。

 また同時に食生活や体質改善をお勧めいたします。